UDCMi|アーバンデザインセンターみその

皆で街の未来を描き、実現する~「公民+学」の連携によるまちづくり拠点

共通プラットフォームさいたま版の開発・実証

プロジェクト / まちのサービス

美園タウンマネジメント協会(共通プラットフォーム分科会)
企画: 慶應義塾大学、(同)サイバー工房、さいたま市、(一社)美園タウンマネジメント
期間: 2015年8月~

情報共通基盤を介した「まちのデータ」利活用促進

地域社会運営の効率化に向けあらゆる分野でデジタル活用が進んでおり、本地区でも30〜40代の子育て世代が急増中であることも背景にスマホ等を用いた地域サービスの事業化検討が活発化していますが、そうした個々のサービスについて、多様化するライフスタイル・ニーズに応じた住民一人ひとりの最適化についてはまだまだ途上にあります。
そこで美園タウンマネジメント協会では、システムセキュリティ環境や個人情報・プライバシー保護等に配慮しながら、属性・サービス利⽤履歴等の個⼈データを収集・管理・活用する情報共通基盤システム(都市OS)=「共通プラットフォームさいたま版」を開発・運用を進める中で、同システムを用いた個人データ利活用サービスの実証ユースケースを重ね、データ組合せによる新たな情報価値創造に基づく持続可能なデータ利活用事業スキームの構築を目指しています。

なお、「共通プラットフォームさいたま版」には、データ利活用事業者(サービス提供者)、データ提供者(住民等サービス利用者)の双方からデータ利用権限管理を行える機能(VCRM機構:Vender and Costumer Relationship Management)を搭載しており、住民等サービス利用者のプライバシーにも配慮したシステムとなっています。

参考記事「お知らせ>報道発表>Impress DX Awards 2019 プロジェクト部門(自治体)グランプリを受賞!2020年4月6日付

これまでの取組実績

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2019年度「ミソノ・データ・ミライ」プロジェクト内での健康測定会のようす)

実証事業を通じて「共通プラットフォームさいたま版」の改良を重ねながら、社会実装に向けた事業モデル構築に取り組んでいます。

2021年度取組
取組概要 総務省「データ連携促進型スマートシティ推進事業」を活用し、過年度まで実施していたヘルスケア・スポーツ分野等でのデータ利活用からの分野拡張や、他都市・地域との「共通プラットフォームさいたま版」共同利用の検証を実施。
参考記事 ・「お知らせ>UDCMiから>「スロージョギング×健康モニタリング」実証実験モニター参加者募集!2021年9月19日
・「お知らせ>UDCMiから>令和3年度「スマートシティ関連事業」への採択について2021年8月24日
2020年度取組実績
取組概要 総務省「データ利活用型スマートシティ推進事業」を活用し、過年度に引き続きヘルスケア分野を中心にパーソナルデータ利活用実証を実施し、データ利活用によるビジネススキームの確立に向けた検証を実施。過年度までの美園地区を中心とした実証対象区域に加え、他地域(千葉県鴨川市)との取組連携も試みられた。
今年度はこれまでのヘルスケア分野を主軸とした実証から拡張し、「スポーツ分野」として女性アスリートを対象に、また「働き方分野」としてはテレワーカーを対象に、ウェアラブル機器等を通じてモニター参加者のデータ収集を行い、それらデータをもとに遠隔ソリューションを活用した指導・相談サービス等の仕組み構築・検証を進めた。
参考記事 ・令和2年度総務省データ利活用型スマートシティ推進事業事例⇒[PDF(外部サイト:スマートシティ官民連携プラットフォーム)
・「お知らせ>UDCMiから>総務省 令和2年度「データ利活用型スマートシティ推進事業」への採択について2020年8月28日
2019年度取組実績
取組概要 総務省「情報信託機能活用促進事業」を活用し、パーソナルデータ利活用実証事業「ミソノ・データ・ミライ」プロジェクトを前年度に引き続き実施。
モニター参加者から取得する個人データとしては、前年度実証にて取得対象とした体組成データ、活動量データ、購買データ等に加え、血液データや健康診断結果、住環境データなど利活用するデータ分野を拡張し、一人ひとりに最適化したサービス活用等を検討した。
参考記事 ・令和元年度総務省情報信託機能活用促進事業事例集⇒[PDF(外部サイト:総務省)
・「お知らせ>報道発表>パーソナルデータ利活用実証事業を10月より実施2019年10月4日付
・「お知らせ>UDCMiから>2019年度「ミソノ・データ・ミライ」プロジェクト実証実験参加者募集中!2019年9月27日付
・「お知らせ>UDCMiから>総務省 令和元年度「情報信託機能活用促進事業」への採択について2019年7月29日付
2018年度取組実績
取組概要 (一社)おもてなしICT協議会等の取組(※)と連携し、パーソナルデータ利活用実証事業「ミソノ・データ・ミライ」プロジェクトとして、地域住民等からモニター参加者を募り、身長・体重等の体組成データや日常生活の中で計測される活動量データ、日々の買い物での購買データなど様々な個人データを取得し、前年度に構築した「共通プラットフォームさいたま版」を用いて統合・活用することで、モニター参加者一人ひとりに合わせたアドバイスや商品提案等を実施。
※(一社)おもてなしICT協議会等にて平成30年度総務省「情報信託機能活用促進事業」を活用した事業を展開している。
参考記事 ・平成30年度総務省情報信託機能活用促進事業事例集⇒[PDF(外部サイト:総務省)
・「お知らせ>UDCMiから>「ミソノ・データ・ミライ」プロジェクト始動! モニター参加募集中!2018年11月22日付
2017年度取組実績
取組概要 総務省「データ利活用型スマートシティ推進事業」を活用し、様々な「まちのデータ」の収集・管理・活用を可能とする「共通プラットフォームさいたま版」を構築し、外部連携機能(API)を通じた各種サービス連携(健康、購買、地域ポイント、Webアプリ、地域ポータルサイト、災害情報配信アプリ等)を実施。
参考記事 ・平成29年度総務省データ利活用型スマートシティ推進事業事例⇒[PDF(外部サイト:スマートシティ官民連携プラットフォーム)
・「お知らせ>UDCMiから>総務省 平成29年度「データ利活用型スマートシティ推進事業」への採択について2017年8月10日付

外部連携機能(API)活用展開について

共通プラットフォームさいたま版では、これまでの取組の中での一部データについて、外部連携機能(API)の仕組みを設けています。
詳細は下記案内をご覧ください。
外部連携(API)案内⇒[PDF615KB(2022年3月版)

事務局・問合せ先

美園タウンマネジメント協会事務局(一般社団法人美園タウンマネジメント)
Adr. さいたま市緑区下野田494-1 オークリーフ1F(アーバンデザインセンターみその:UDCMi内)⇒[Google Map
Phone. 048-812-0301(火曜〜金曜:10時〜19時/土曜・祝日:9時〜16時/日曜・月曜:定休)
E-mail. info★misono-tm.org(★を@にかえて送信ください)

(最終更新:2022年3月9日)