プロジェクト / まちのプロモーション

既存の空間資源を生かした賑わい創出を目指して

美園地区では大規模な新市街地形成が進行中ですが、交通結節点である浦和美園駅周辺には店舗立地もまだ少なく、賑わい形成の促進が課題となっています。また、埼玉スタジアム2○○2での試合開催日には多くのサッカー観戦者が本地区を訪れるものの、長らく土地区画整理事業が施行中で、その集客はなかなか周辺波及してきませんでした。
道路等のインフラ整備や駅周辺～埼スタ間の土地利用も徐々に進みつつありますが、店舗など恒久的な賑わい施設の立地・集積には年月を要するため、暫定活用（イベントや仮設店舗など）も組み合わせながら、来街促進や賑わい形成、回遊・滞留の促進を図っていく必要があります。
そこで、地区内の公共空間やオープンスペース等、低未利用の空地・施設等を活用した賑わい創出イベントの開催・支援等に取り組んでいます。

新たな地域ぐるみの祭り「浦和美園まつり&花火大会」への参画

美園地区の地域交流を促進するとともに、まちの魅力を地区内外に発信する試みとして、新たな地域イベント「浦和美園まつり&花火大会」が埼玉高速鉄道社敷地の歩行者専用通路（通称：浦和美園イベントプロムナード）を中心会場に2015年度に始まりました。
地元自治会や企業等が中心となって「浦和美園まつり&花火大会実行委員会」が組織され、地元住民や警察署、消防署など関係機関の協力を得ながら企画・運営が行われています。
近年スタートした地域参加の新しいお祭りイベントですが、2016年度からは「日光御成街道 美園 大門宿まつり」や「みんなの埼スタフェスタ」等の地域イベントと同日開催されたり、2020年度からは花火打ち上げ翌日の共同清掃イベントを開催する等、年々新たな試みを積み重ねてきております。
昔から住み続けてきた方々と新しく移り住んできた方々が、同じイベント事業に参加・協力し合う事で、地域を大切にしていく郷土意識が芽生え、美園地区の未来を共に創り出していく“起点”に育っていくことが期待されます。

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（最終更新：2024年10月28日）