2017年07月24日｜活動レポート

さいたま市の“副都心”の一つとして、大規模な新市街地づくりの進む美園地区。
地域の居住環境向上や来街促進に寄与すべく、本地区を南北に流れる綾瀬川およびそれに付随する調節池の再生・利活用方策について「みその都市デザイン方針」をベースに調査・検討が進められています。
その整備・利活用計画の立案に向けて、一般参加も募った3回連続シリーズでの意見交換会「綾瀬川デザインワークショップ」を開催しています。
その初回ワークショップが、7月24日に行われました。

沿川の自治会関係者など本地区にお住まいの方や、立地企業や沿川敷地の開発事業者など、幅広い層にお集まりいただき、4つの班に分かれて意見交換が進められました。
初回となる今回は、対象区域や検討スケジュール等について市・県の担当者より説明のあった後、芝浦工業大学宮本教授（みその都市デザイン協議会河川空間活用分科会座長）によるミニレクチャ「治水と親水が両立した水辺空間について」をいただきました。ミニレクチャでは、河川流域の“歴史性”、親水空間としての“社会性”、洪水の水みちとしての“自然性”といった、今後検討を進めて行く上でのキーワードが挙げられました。
グループ討論では、利活用・整備のアイデア出しとして、和気あいあいとした雰囲気の中でも、非常に密度の濃い議論がテーブルごとに行われ、意見を記載した付箋紙で模造紙がびっしり埋まるほどでした。

来月8月7日開催の第2回ワークショップでは、初回ワークショップで挙がったアイデア群を整理しながら、実際の利活用・整備イメージの絞り込みへと議論を掘り下げていくことを予定しております。

■「綾瀬川デザインワークショップ」第1回 実施概要
日時	2017年7月24日(月) 15:00〜17:30
会場	アーバンデザインセンターみその[UDCMi] ワークショップスペース
主催	みその都市デザイン協議会
企画	(一社)美園タウンマネジメント、さいたま市浦和東部まちづくり事務所
問合せ	(一社)美園タウンマネジメント 　Phone. 048-812-0301（火〜金：10時〜19時、土日祝：9時〜16時） 　E-mail. info★misono-tm.org （★を＠に変えて送信ください）