2021年07月02日｜活動レポート

駅や商業施設等の都市機能が点在し、都市開発に伴うまちの変化も著しい美園地区においては、「運行範囲・乗降場所・運行車種等の柔軟なサービス設計が可能なオンデマンド交通サービスが有用では？」との仮説のもと、スマートフォンアプリを介した利用者の乗降予約に応じて、AIシステムが最適な運行ルート設定や配車をリアルタイムで行うAIオンデマンド交通サービス実証事業「みそのREDバス」の第1弾実験を、2021年3月から4月にかけて実施いたしました。

感染症流行に伴う緊急事態宣言発令を受け、当初予定（1月〜2月）から時期を遅らせての実験実施とはなりましたが、地区内の各種店舗・施設関係者の皆さま、その他関係機関等のご支援・ご協力により大きな事故・トラブル等無く実証実験を完了でき、また、今後の事業検討に向けた貴重なデータも収集・把握できました。（下記に掲載のPDFレポートをご参照ください）
今回の実証サービスをご利用いただいた皆さまにおかれましては、この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

今回の実験では昨今の感染症流行状況の影響も少なからずあり、本実証サービスの地域実装に向けまだ顕在化していない課題等もあるかと思われますが、サービス本格導入を目標にしながら〈次のステップ〉としての改良実験を今後企画・検討していきたいと思います。
引き続き、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。